2013年3月1日金曜日

Zabbix公式パッケージ公開開始

Zabbixの開発元であるZabbix SIAから、公式パッケージが公開されました。
# オフィシャルパッケージって書いた方がいいのかな?

RedHat 5/6、CentOS 5/6、Debian 6、Ubuntu 10.04用が公開されたようです。
ダウンロードはこちらから。 → http://www.zabbix.com/jp/download.php

RedHatやCentOSならば、zabbix-releaseパッケージをインストールすれば、yumが利用できます。
例えば、RedHat 6またはCentOS 6で、2.0系を利用するなら、

 zabbix-release-2.0-1.el6.noarch.rpm

をインストールしてください。
あとは、yumコマンドでインストールできます。

例えば、MySQL用の一式をインストールするなら、

 # yum install zabbix-agent zabbix-get zabbix-sender zabbix-server-mysql zabbix-web-mysql zabbix-java-gateway zabbix-web-japanese

といった感じです。

注意点としては、パッケージ構成がZABBIX-JPのパッケージと若干異なります。
具体的には、zabbix_getとzabbix_senderが、ZABBIX-JPのパッケージでは、zabbix-agentのパッケージに含まれていましたが、それぞれ別パッケージとして分割されています。

あと、グラフやマップで日本語を利用できるようにするには、zabbix-web-japaneseというパッケージもインストールしてください。
ログイン時にデフォルトでは英語になってますが、ログイン後、profileメニューでLanguageとしてJapaneseを選択すれば、メニューなども日本語になります。

あと、パッケージをインストール後、

 /etc/httpd/conf.d/zabbix.conf

のPHPのtimezone設定を、

 php_value date.timezone Asia/Tokyo

と設定しておくと、Webのインストールウィザードを開いたときの警告を出さないようにできます。
設定変更後、Apacheの再起動を忘れずに。
# あ、日本以外なら自分のtimezoneに合わせてくださいね。

DebianとUbuntuも同様にリポジトリを追加して簡単にインストールできるようになったはずですが、詳細な手順は未確認です。