Zabbixと比較してあーだこーだ言うためにも、触ってみるかってことでインストールしてみました。
ま、RPMでならインストールは簡単ですな。
以下、詳細です。
1.OSのインストール
2.ユーザとグループの作成
nagiosユーザを作成し、nagiosグループとnagcmdグループに所属させる。
# useradd nagios
# groupadd nagcmd
# usermod -G nagcmd nagios
3.必要パッケージのインストール
mysql-server
java-1.6.0-openjdk
4.MySQL設定の追加
/etc/my.cnfに以下の設定を追加する。下の2行は推奨ではあるが特に
最後のinnodb_buffer_pool_sizeは、稼動させるサーバ上の実メモリ
サイズを考慮して指定すること。
---
default-character-set=utf8
skip-character-set-client-handshake
innodb_file_per_table
# innodb_flush_log_at_trx_commit=2
# innodb_buffer_pool_size=1G
---
5.rpmforgeリポジトリの追加
6.Opsviewリポジトリの追加
--- /etc/yum.repos.d/opsview.repo
[opsview]
name = Opsview
baseurl = http://downloads.opsera.com/opsview/yum/community/centos/5/$basearch
enabled = 1
protect = 0
gpgcheck = 0
---
7.Opsviewのインストール
# yum install opsview
8.MySQLサーバの起動
# service mysqld start
# chkconfig mysqld on
9.nagiosアカウントの環境用設定を追加
~nagios/.bash_profileに以下を追加。
---
test -f /usr/local/nagios/bin/profile && . /usr/local/nagios/bin/profile
---
10.nagiosユーザに切り替え
# su - nagios
11.DBアカウントのパスワード変更
/usr/local/nagios/etc/opsview.conf 内の「changeme」となっている
パスワードを変更する。
12.
$ /usr/local/nagios/bin/db_mysql -u root -p password
$ /usr/local/nagios/bin/db_opsview db_install
$ /usr/local/nagios/bin/db_runtime db_install
$ /usr/local/nagios/bin/db_odw db_install
$ /usr/local/nagios/bin/db_reports db_install
$ /usr/local/nagios/bin/rc.opsview gen_config
$ /etc/init.d/opsview-web start
http://IPアドレス:3000/
13.Apache経由でアクセス可能に設定
# cd /etc/httpd/conf.d
# cp /usr/local/nagios/installer/apache_proxy.conf opsview.conf
# vi opsview.conf
DocumentRootをコメントアウト
# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
# usermod -G nagcmd apache
username: admin
password: initial
14.ConfigurationのReload
画面上部の「Configuration status」が黄色の場合は、設定が反映
されていないので、クリックして「Reload Configuration」ボタン
をクリックして反映する。
おまけ:
メッセージの日本語化は、RPMでインストールした場合は、
/usr/local/opsview-web/lib/Opsview/Web/I18N/
ディレクトリに各言語用のファイルが配置される。
日本語版の言語ファイルは無いので、i_default.poをコピーして
ja.poを作成し、各メッセージを翻訳する。文字コードはUTF-8。
変更したら、
/etc/init.d/opsview-web restart
を実行すること。
マルチランゲージ対応と聞いていたから期待していたのに、内部はNagiosそのままだから、Nagiosは別途日本語化しないと駄目。
ま、これは「マルチランゲージ対応とは言えない」が私の結論。
でもまぁ、素のNagios使うよりはよさそう。ichingaとも比較してみないとね。
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