2010年9月30日木曜日

Opsviewのインストールメモ

Zabbixと比較してあーだこーだ言うためにも、触ってみるかってことでインストールしてみました。
ま、RPMでならインストールは簡単ですな。

以下、詳細です。

1.OSのインストール
2.ユーザとグループの作成
 nagiosユーザを作成し、nagiosグループとnagcmdグループに所属させる。
 # useradd nagios
 # groupadd nagcmd
 # usermod -G nagcmd nagios
3.必要パッケージのインストール
 mysql-server
 java-1.6.0-openjdk
4.MySQL設定の追加
 /etc/my.cnfに以下の設定を追加する。下の2行は推奨ではあるが特に
 最後のinnodb_buffer_pool_sizeは、稼動させるサーバ上の実メモリ
 サイズを考慮して指定すること。
---
default-character-set=utf8
skip-character-set-client-handshake
innodb_file_per_table
# innodb_flush_log_at_trx_commit=2
# innodb_buffer_pool_size=1G
---
5.rpmforgeリポジトリの追加
6.Opsviewリポジトリの追加
--- /etc/yum.repos.d/opsview.repo
[opsview]
name = Opsview
baseurl = http://downloads.opsera.com/opsview/yum/community/centos/5/$basearch
enabled = 1
protect = 0
gpgcheck = 0
---
7.Opsviewのインストール
 # yum install opsview
8.MySQLサーバの起動
 # service mysqld start
 # chkconfig mysqld on
9.nagiosアカウントの環境用設定を追加
 ~nagios/.bash_profileに以下を追加。
 ---
 test -f /usr/local/nagios/bin/profile && . /usr/local/nagios/bin/profile
 ---
10.nagiosユーザに切り替え
 # su - nagios
11.DBアカウントのパスワード変更
 /usr/local/nagios/etc/opsview.conf 内の「changeme」となっている
 パスワードを変更する。
12.
 $ /usr/local/nagios/bin/db_mysql -u root -p password
 $ /usr/local/nagios/bin/db_opsview db_install
 $ /usr/local/nagios/bin/db_runtime db_install
 $ /usr/local/nagios/bin/db_odw db_install
 $ /usr/local/nagios/bin/db_reports db_install
 $ /usr/local/nagios/bin/rc.opsview gen_config

 $ /etc/init.d/opsview-web start

http://IPアドレス:3000/

13.Apache経由でアクセス可能に設定
 # cd /etc/httpd/conf.d
 # cp /usr/local/nagios/installer/apache_proxy.conf opsview.conf
 # vi opsview.conf

 DocumentRootをコメントアウト
 # vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

 # usermod -G nagcmd apache

username: admin
password: initial

14.ConfigurationのReload
 画面上部の「Configuration status」が黄色の場合は、設定が反映
 されていないので、クリックして「Reload Configuration」ボタン
 をクリックして反映する。

おまけ:
 メッセージの日本語化は、RPMでインストールした場合は、
  /usr/local/opsview-web/lib/Opsview/Web/I18N/
 ディレクトリに各言語用のファイルが配置される。
 日本語版の言語ファイルは無いので、i_default.poをコピーして
 ja.poを作成し、各メッセージを翻訳する。文字コードはUTF-8。
 変更したら、
  /etc/init.d/opsview-web restart
 を実行すること。


マルチランゲージ対応と聞いていたから期待していたのに、内部はNagiosそのままだから、Nagiosは別途日本語化しないと駄目。
ま、これは「マルチランゲージ対応とは言えない」が私の結論。

でもまぁ、素のNagios使うよりはよさそう。ichingaとも比較してみないとね。

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